ごあいさつ
インフォメーション
2020-12-15 10:50:36
ポリデキストロースって何?
ポリデキストロースは、
グルコース(ブドウ糖)、ソルビトール、クエン酸を原料とした安全な食物繊維です。
元々、賦形剤(成型、増量、希釈を目的に加えられる添加剤)として、
食品中の油脂や砂糖との置き換え、
総エネルギー量低下を目的(肥満の予防目的)に開発されたものです。
ポリデキストロースは安全?
ポリデキストロースは、
1981年に米国FDA(食品医薬品局)で低カロリーの食品素材として認可され、
日本でも1983年に食品として認可されました。
日本では「食品」として、飲料や各種食品に使用されています。
ポリデキストロースは体内でこう働く
1.糖分の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を防ぐ
中国上海大学Zhong教授のもとで行われた
グリセミックインデックスに関する試験は、120人の学生を対象とした大規模な臨床試験であり
、50gグルコース単独よりもポリデキストロース12gを一緒に摂取した方が、
血糖値の上昇は緩やかになり、グリセミックインデックスを12%低下させる効果が確認されました。
血糖値の上昇を緩やかにすることは、
インスリン過剰分泌を軽減し、脂肪蓄積を抑制することができるということも示唆しています。
2.胆汁酸を排泄させる
ポリデキストロースは、
便とともに胆汁酸を排泄する働きがあるといわれています。
また、胆汁酸は肝臓でコレステロールを原料にして作られるので、
結果的には血中のコレステロールを減らすことにもなります。
3.腸内の善玉菌を増やす
ポリデキストロースは、
腸内の悪玉菌を減らし、その結果善玉菌を増やす効果があります。
健康な成人男女8名に、高コレステロール食とポリデキストロースを含む飲料を一緒に摂取させたところ、
便の中の悪玉菌の数と検出率が低下しました。